選挙に出るという事

こんばんは

土居範洋です

前回のブログ
http://ameblo.jp/doinorihiro/entry-12290763863.html

選挙以前に勤めていた会社への復職について

手短にお話しました。

今回はその結果と、

今回出馬に踏み切った本当の意味

を少し長くなりますがお話させて頂きます。

まずは結果から

僕は選挙前、そして選挙期間中も

「7月中に会社を辞めて、その後は政治活動に専念します」

と断言しました、してました。

政治家を志す身、そして一人の人間としてあるまじき前言撤回をします。

次回の選挙にも出馬する事を念頭においた上で、

復職させて頂く事になりました。

7/2の開票日の翌々日、会社に退職願を提出致しました。

その一方を聞いた同僚・そして先輩がすぐさま動いてくれました。

「明日の仕事後、時間作ってくれ」
「今日ちょっと飯でも行くぞ」

なかなかそんな気分になれない自分は、遠まわしに先延ばしにしようとしました。

そんな事もお構いなしに、半ば強制的に時間を作ってくれました。

内容は退職について、今後の事、家族の事。

家族ぐるみで付き合いのある同僚だからこそ、とても親身に説得してくれました。

僕の上司に電話をしてくれた同僚もいました。

直接連絡をくれた同僚もいました。

気付けば、自分以外の全員が退職に反対していました。

家族はもちろん、同僚から諸先輩方、友人、会社の上司に至るまで。

僕の小さなプライドと一時の恥。

自分の家族、そして支えてくれる沢山の人の声を天秤にかけた時、

答えは出ていました。

仕事復職させて頂きます。

選挙前、選挙中、そして選挙後に支えてくれた人全員の声と想いが僕の未来を変えました。

 

ifの話もします。

もし仮に、その声に耳を傾けず、退職していたら、

志半ばで道が途絶えていたかも知れません。

家族が離れ離れになっていたかも知れません。

誰かが不幸になっていたかも知れません。

今だからその先の不安を列挙していったらキリがありません。

 

ありがとうございます。

本当にありがとう。

頑なに頑固な僕の意見をひっくり返してくれて、本当にありがとう。

この恩義は必ず結果で返してみせます。

何年、何十年かかるかも知れませんが、

この時の決断は間違いでは無かった。

それを証明する為にも頑張ります。

『初志貫徹』

します。

必ず。

ありがとう。

「選挙に出るという事」

長くなります。

でも皆さんに聴いてもらいたい事。

最初に一言、
「これはあくまで持論であり、必ずしも共通認識では無い事」

ですが、
最後まで読んで貰えると少しは今回出馬した意味を感じてくれるかな…

僕はどこにでも居る

学歴無し肩書も無いごく平凡な、普通の家庭を持った一人の男である。

何か後ろ盾でもあるのか??→一切ありません。
政党にも所属せず、組織のバックアップもありません。

家が金持ちか??→貧乏です。以前は生活保護一歩手前でした。
今はその窮地からは抜け出し、持ち家も持てました。

しかし、生活は一向に楽にはなりません。
次から次へと色々な社会的問題と直面しています。

今回の出馬に関わる費用も、

僕個人の蓄えのみでやるしかありませんでしたから、

ごく一般的に言われている選挙費用

都議・県議等の選挙費用約1000万円

なんて金額ある訳ありません。

事前に献金を集めている訳でもなく、本当の意味で自己資金のみでの選挙戦でした。

議員の蓋を開けてみると、

○○大学△△学部卒業・□□経営・◇◇議員秘書 等の肩書や

 

父は元○○議員、△△の息子・娘、◇◇を父・母・親族に持つ

 

等の知名度を持ってる人だらけで構成されている人が圧倒的に多いですよね。

力を持っている議員さんは特に。

どこか僕達、平凡な家庭で育ち、生活している人とは遠いところにある存在

それが政治家

なんですよね。

特に今の現役で働いている世代からしたら、

どこか浮世離れしている存在が政治家。

僕はそう思っていました。

そして選挙後の今も、僕はその考えは変わっていません。

今回の都議選を終えてどうでしょうか??

どこに平凡な人が当選してますか??

国民の多くが平凡な家庭で育ち、生活してます。

そして、事ある毎に苦労しているのが、平凡な家庭であり、更には生活困窮者です。

その実態が分かっていながら、変えられない世の中ってなんなんでしょうか。

気付いて声を上げている人、考えている人、少しずつ増えているかもしれません。

でも今回の選挙の結果を鑑みるに、

人は流されやすく、そしてあまりにも政治に関心が無い事に絶望感も抱きました。

僕は一方的に話す街頭演説よりも、なるべく人の目を見て声を掛けていきました。

選挙・候補者と言う立場から、声を掛け、そして問いかける。

特に子供を持つ方々へ話掛けました。

想像以上に政治に関心を持つ気がない事を肌身に感じました。

今、一番政治に関心を持たなければいけないのは子を持つ親達だと思うんです。

その理由は僕が掲げる政策の少子化問題に端する政策
http://ameblo.jp/doinorihiro/entry-12287001377.html

今の僕達の世代は老後ちょっと苦労する事はわかりきっているとは思います。

でも、もっと苦労するのは今の子供たちですよね??

正直今の日本の経済力、今後予想される労働者人口の推移を考えれば国家として破綻していく事は火を見るより明らかですよね。

そんな不都合な事実、ちゃんと理解して生活出来ていますか。

可愛くて、可愛くて、どうしようもなく可愛い我が子、我が孫達が、この先どんな苦労をしていくか、

1分でもいいです、足を止めて考えてみませんか??

誰かがやってくれる、誰かが考えてくれる。

そんな他人に任せて、俺知らない私知らない

結果、そんなの聞いてない、おかしいだろ!!

聞いてなかったじゃ済まされない。

そうなる前に考える事、必要ですよね。

政治=生活に直結していると言う事をもう少し理解して欲しい。

子供が生まれました。

食べ物・飲み物に気を使うようになりますよね。

それと同じです。

子供が生まれました。

しっかりと政治・政治家に関心を持つ事。

それが生活に繋がっていきます。

これは紛れもない事実です。

その事をもっと伝えて行きたかった。

伝える能力が足りなかった。

正直悔しかった。

その点、選挙に行く率が高い高齢者はしっかりと考えています。

自分たちの意見をしっかりと通してくれる候補者や政党にしっかり耳を傾けています。

そして貴重な一票を投じます。

当然ですよね。

その候補者もしっかりとその意見を反映させる為に頑張ります。

それが選挙です。

しかし前述した通り、

肩書きや、知名度優先で議員になった人はどこの声を聴いてくれるのか。

誰の代弁者なのか、僕にはわかりません。

だからこそ、

平凡な家庭で育った、平凡な生活を送っている、それぞれの分野で活躍する、異業種で働く平凡な人々が

もっと政治に関心を持ち、そして名乗りを上げ、当選し、代弁者として活躍する。

政治の王道とも言える仕組みを

政党が持つ党利党略ではない本当の市民の利の為

党議拘束に縛られない自由な政策を持って

組織の意見ばかりではなく市民の声を聴き

お金や目先の利益ではなく未来を見据えて活動する

正しき政治家を増やす

しがらみ政治からの脱却

それこそが、僕が目指す理想の姿です

それをSNSやブログでいくら言っても発信力も何もなくて

遠吠えかの様にいくらつぶやくよりも

まずは一歩踏み出す事

その為の立候補だった。

そしてその志を貫きとおす為にも今ここでも立ち止まる事はしない。

必ず想いを成し遂げる。

今回は訳のわからない風にやられたが(笑)

僕は耳触りの良い事ばかりは並べません。

しっかりと事実を根拠に訴えていきます。

何を考え、何をして行くのか。

はっきり言います。

今回都民ファーストに流れた、有権者の一票一票がしっかりと候補者本人の声を聴き選び投じたモノであれば何も言う事はありません。

自分の選挙区の候補者がどんな志を持って、政策を掲げ、その先にどんな日本の未来像を見ているか、

説明できますか??

 

何も考えずに投票する事がどんなに危険な事かしっかり考えて下さい。

こんな言葉があります。

特に『風』が吹いて結果的にどこかの政党が大勝した時に出てくる言葉。

「うっかり一票、がっかり四年」

断言しても言い。

今回この『風』で

信念を持ち、無所属だろうが、政党に所属してようが、真剣に声を上げていた一人一人の候補者の声がかき消されたか。

無念でならない。

結果は結果。僕はしっかり見届ける。

今できる事はそれだけだから。

そして、地に足を付けて次に備える。

道はただひたすらに真っ直ぐなのだから。

最短で歩もうとした道は躓いたけど、

ようやくスタートラインに立てたのが2017年7月

僕はここからスタートしました。

ハッキリ胸を張って言える。

日本が日本である為に。

僕は誠心誠意頑張ります。

2017.07.11

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