昨日は稲城市の中でも新しい地域である南山地区の避難所開設訓練のお手伝いに行ってまいりました。
南山地区は私が住んでいる矢野口地区の南側、高台の位置にあります。
地番整理が完了しておらず、南山地区は矢野口・東長沼・百村と三つの地番の住民が暮らす地域となっております。
当然、自治会や町会といった組織はできておらず、今回の避難所開設訓練は南山小学校のPTA関係者が主体となって行われました。
南山地区は高台に位置する為、多摩川が氾濫した際に避難所として、多くの市民が非難する場となります。
避難所の開設や運営は、基本的には地域の住民(特に自治会や自主防災組織)が行います。※行政も担当がつきますが、マンパワーは限られます。
そう言った事情もあり、南山地区の住民が協力し合って共助の体制を構築しなければなりません。
防災とは平時に如何に備えておくか?と言うところが肝要です。
・防災無線はどこにあるの?
・テントやパーテーションはどこにしまってあるの?
・トイレはどうするの?
これらを頭の片隅にでも入れておくことで、初動対応が大きく変わります。
南山地区では防災を担う組織が確立されていないので、今回の動きは非常に有意義なものとなりました。
地域に住む一人一人が自分の身をしっかりと守り、お年寄りや体の不自由な方、障がいをもつ方々に手を差し伸べる事ができる共助の体制を整える事が、地域防災の要になります。
その為には日常的に、隣近所の人がどんな人なのかを肌で感じておく事。
身体が不自由な方が近くにいたら、何かあった時に声をかけに行く。
人と人が繋がりをもつ事で、助けに行くことができ、結果的に命が救われる。
今回の設営訓練はとても多くの家族連れが参加しており、災害に対する意識の高さに関心致しました。
私も微力ながら、人と人が助け合える地域を支えていきます。
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