令和五年 統一地方選挙を終えて~初登庁まで

選挙から少し時間が開いてしまいました。反省…。

4/23の投開票日、22時30分、開票作業が行われている現場に行っていた弟からの第一報で「大丈夫」との事。

しかし、選挙管理委員会からの連絡を待つ為、なんとも言えない空気が選挙事務所に漂っていました。

集まった皆全員スマホの更新画面を見つめながら、23時30分頃の更新で当確情報が流れ「三度目の正直」無事に当選を果たすことができました。

1267票自分を除くと1266人の負託を受け、当選する事ができました。

先日初登庁の時写真です。

当選の報告を受けた0時30分頃は、嬉しさよりも周りへの感謝と、ようやくスタートラインに立てたと言う決意の方が強かったです。

これからはまさに激動の時代。今を生きる若者や子たちにとって決して楽な時代ではありません。

それは国内経済や目先の生活環境だけの話ではありません。

刻々と変わる世界情勢、そして生き方そのものも変化せざるをえない時代が近い未来必ず訪れるからです。

そんな時代、並みの政治では乗り越える事ができません。政治が三流でもなんとかやってこれた、それまで強かった経済力はもはやありません。道を誤れば即座に国が転落する綱渡りのような国の運営の中、地域を支えなければなりません。

「今だけ金だけ自分だけ」の政治から、「私利私欲を捨てた未来志向」の政治へと導かねばならないのが現状です。

その覚悟がない政治家には一日でも早く引退してもらいたいのが本心です。

当選後も目まぐるしく一日一日が過ぎていきました。

既に公表されておりますが、ここ十数年では一番大きな稲城市議会の動きとなりました。

今まで最大会派であった新政会が二つに分かれました。

私は新たに立ち上げました「稲志会」の会派で、稲城市議として活動をスタートさせます。

代表は川村あや議員。大ベテランの北浜けんいち議員がそれを支え、バリバリ働く中堅選手の中田中議員、鈴木誠議員、そして新人の中島健介議員と私の6名で、稲城市議会では最大の会派となりました。

稲志会(とうしかい)最初は読みづらいかも知れませんが、きっと慣れてくるはずです。

新たな風を吹かせ、稲城市、稲城市民にとって、より良いまちづくりを進められる会派となるべく、志をもち、市政に取り組みます。

選挙前によく、「土居は長いものに巻かれた」と言う噂話も耳にしました。

私の性格をよく知る人ほど、巻かれる程軟ではないと思っていたでしょう。どこまでいっても私は決して折れないし曲がり(巻かれ)ません。ただし曲がる場合は右に曲がるのが得意です。

丸くなる、と言う表現がありますが、小さくまとまって丸くなるのではありません。常に新しく枝を生やし、より大きな丸になっているのです。

22年勤めた会社も、退職ではなく、休職と言う手続きを取りました。当選後の出社では、工場技術課総出で集まっていただきました。選挙で長い時間ご迷惑をお掛けしたのに、有難さと申し訳なさでいっぱいでした。

休職と言う選択は、次落選した時用の逃げ道ではありません。私の政治家の原点の一つでもある「ものづくり」の基盤を、常に繋げておくためです。

我が国日本は、製造業の発展により世界で確固たる地位を築きました。それはこれからも変わらない、私はそう確信しております。そして日の丸製造業が、再び世界一になる日を創り上げねばならないのです。私たち日本人がもつ職人魂を取り戻すべく私は活動します。

それは教育現場においてもそうです。本来の多様性とはそれぞれの特質を活かした生き方です。それぞれの生き方の中でナンバーワンを目指す事が多様性の本質だと、私は考えます。

それらを踏まえて三つの綱領を軸に稲城のまちづくりを進めます。

◇共生社会の実現
明治以降、私たちの社会は西洋、欧米ヨーロッパの文化こそが優れていると教えられ、今に至ります。私たちの先祖が築きあげてきた社会は悪い社会なのでしょうか。古来日本にはお互い様、お陰様といった譲り合うい、尊敬しあう文化がありました。これからの時代、私たちが古来もっていた日本精神を今一度取り戻し、西洋の文化と日本の文化、共生する社会へと進んでいかねばなりません。人と自然、物と心、私たちを取り巻く全てが調和する共生社会を目指します。

◇公益経済の実現
日本は戦後、資本主義により大きな発展をとげました。しかし今、失われた30年、40年とも言われ、ただの資本主義経済は終わりに近づいております。
個人や、会社だけが利益を得る経済システムから脱却して、公が皆が幸せを感じる事ができる経済構造を作っていかねばなりません。
地域経済においては、地域で生まれたものを、地域で流し、地域で消費するような、地域循環経済をこの稲城のまちで作っていきます。

◇高徳社会の樹立
地域をよくするには?条例や規制だらけにしては本当に地域がよくなる事にはつながりません。譲り合い、助け合うことで、市民一人一人の意識が高めなければなりません。
市民それぞれが様々な分野で自発的に行動するまち、稲城を作ってまいります。

時代は転換期、最善の状態で次世代に引き継ぐべく、4年の任期を、一日も無駄にする事無く邁進してまいります。

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