僕の住む地域では賽の神を2度行います。
賽の神とは昔、村境の道端に祀られていた石像や石碑のことで、道祖神とも言います。
伝染病や自然災害などの災難、泥棒や乱暴者などの悪いものが入ってくるのを防いでいた、村を守る神様でした。
その道祖神のところに小屋を立て、正月飾りなどを飾って燃やし、1年健康で無事に暮らせるように祈った行事が、昔ながらの賽の神です。
1月9日、成人の日には矢野口地区の賽の神。
1月15日、関西地方で言う松の内の最終日に矢野口地区内の榎戸地区での賽の神を行いました。
昼に燃す小屋と夜に燃す小屋、両方を堪能できる地域はなかなかないと思います😊
昔は大きなやぐらの中でひと晩中お酒を飲み交わしたりして暖をとり、櫓を見守ったそうです。
そして櫓が燃えるその瞬間は、なんとも言えない高揚感に包まれます。
集まった子たちはできあがったサツマイモ(地元の地域で作ったお芋)を美味しそうに食べてくれました😄
こうした地域の大人と子どもが、一緒になって楽しめる行事を続けることの大切さ、今まで支えてきてくれた先輩方への感謝を、繋げていきたいですね😊
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